育つ環境で姿形が大きく変わる

作物はどんな風に育てても同じように大きくなると思いますか?

実際は植えられる場所の環境や栄養状態、仕立て方によってその姿形は大きく異なってきます。

こちらの写真を見てください。

こちらはハウスに定植し、二本仕立てとした場合のパプリカです。背の高い個体は1.5mを超えています。果実を大きくするために、実をすぐったり(多すぎる果実を取り除く)もしています。

一方でこちらは露地に植えたパプリカになります。整枝もせず、水やりだけしています(サボってるだけ笑)。粗放に育ったパプリカはハウスのものとは異なり背が低く、果実が小さいといった姿をしています。背は1mに満たないくらいです。ちなみにパプリカの色は違いますが、品種は同一のものです。


このように、育つ環境や育ち方に手を加えると、まるで別もののようになるのです。面白いでしょう。育てる人の個性も出るんです。まめな人とか、ズボラな人とかわかったりします(笑)

皆さんも近くの畑の野菜を観察してみてはいかがでしょうか。

話は変わりますが、フダンソウ(スイスチャード)初出荷しました。食卓に彩りを加えるのにどうぞ(^^)

なかの農園

おいしいってうれしい。 石川県小松市で野菜栽培しています。 なかの農園

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